2014年11月26日水曜日



















ABSTRAIT



HIROAKI  SUZUKI

















































自費出版で製作された写真集を贈呈いただきました。

綴られていないページをめくれば
ヨーロッパの断片
朝の石畳の冷たさを抱擁するような霧や
異国の時計の進み方。
ふと仰ぐ異国の空と故郷の空の距離感。
どこか匿名性を羽織って街から街へと。

実際には1978年から2004年にかけて
撮影された写真が1冊になっているわけですが
時間の流れを感じさせず
一貫性が垣間見えるのは
巻頭の序文に書かれた

「無言の目

人に怒、喜、思、憂、恐の五志ありという。
そして目指しほど無言の中に人の志を如実に語るものは
他にないだろう。」

といった氏の目指しが一貫しているからだろうと感じ
シックな装丁に施された氏の線画からもそれが如実に
表れています。
個人的には1978年という自分が生まれた年から
始まるということに運命を感じる1冊でもあり
ページをめくる度に大切に旅をさせていただいてます。
その目が澱まぬように。