2015年2月9日月曜日














「一人の男が飛行機から飛び降りる」

著:バリー・ユアグロー
訳:柴田元幸


奥のひとり席にちょっとだけ文庫ものなどを置いて
読んでいただけるようにしているのですが
そんな本の紹介も少しずつしていきたいと思います。
まずはB・ユアグロー。

シュールで夢の中のようなショート・ショートでありながら
どこか現実的な心理模様。
夢のようであればふわふわとしているんですが
そうはさせないあたりがこの文章の魅力です。
若干の重力。
そして本当に短いストーリー。
ほぼ2ページほどでぷつりと夢の尻尾を切られた世界。
ショートショートはあまり読んだことがなかったんですが
まずは短さに驚きます。
コーヒーを飲み終える前にかなりの世界を旅できますよ。

1番最初の話は
友人たちとの賭けに負けた男が牛の体内に罰ゲームで
入っていく話。すごいですね。

本当に短くて小気味いい。
ルパンなんかもそうなんですが30分だからこその
切れのいい格好の良さというのは存在する。
劇場版みたいなのはちょっと長く感じたり。
ちょっとロックな感じで。