2015年3月14日土曜日
















Reads "On the Road"

/Jack Kerouac






何年か前に中古屋で買ったジャック・ケルアック。
ケルアックの”路上”の朗読や
トム・ウェイツが曲を提供していてなかなかいい。
このアメリカ的な埃っぽさがいい。

一昨年観た「On The Road」。
Bukowskiを愛読する20代をすごしたけれど
ビート作家はほとんど読んだことがないまま観た映画、
「On The Road」。
延々と続くようなアメリカの大地をひたすら歩いていくオープニング。
朗読には毎朝のコーヒーのような
懐かしい新鮮さのような演奏が添えられていて
何か事をコツコツと進める時
本当にこの音楽とイメージには助けられる。

店作りの内装を始めた時、
途方に暮れるような作業の最中これを聴いてはタバコをくわえ
果てしなく遠くに見える開店にむけて歩いてきた。

そして1つ歳を重ねた3月、
お客さんとしてこのお店に通ってくれてた人にも
この街を出て行く人もいる。
たまさかに縁がありどこかの交差点で出会い
どこかの十字路で離れなければならないのは世の常で
寂しさは変わらないけれど
皆それぞれの”路上”を歩かなければならない。
そんな時この音楽は本当にいい。

路上。
酔っぱらっててもいい。
かっこいい靴かボロボロの靴がいい。
どこかの交差点でケルアックに会うかもしれない。
裸で歩く美しいミロ・モアレを見かけられるかもしれない。
ウィンクがあるかもしれない。
バンクシーのグラフティーや。
SAMOの落書き。
路上。
歩いて。
公園の陽射しとか。