2015年3月29日日曜日














「SPACES」

nils frahm


最近のお気に入りピアニストでお店でかけています。
ニルス・フラームは
教会で録音された「The Bells」、
友人へのクリスマスプレゼントとして制作された「wintermusik」、
ピアノだけでなく空間を切り取ったような「Felt」、
親指の怪我から思いついた9本の指による9曲の魔法「Screws」と
毎回コンセプチュアルなアルバムをリリースしているのですが
この「スペイシーズ」は
グランドピアノ+ローズ・ピアノ+アナログ・シンセをひとりで操り
そこに観客の声や携帯音、トイレのブラシで叩く音などを取り入れ
エレクトリックなアプローチとライブ音源が融合されたアルバムです。
2013年にリリースされたものですが
今日知るものが新鮮でありnewsでありすべてですね。
本当に美しい1枚。

お店での音楽はもちろん
絵を描く時も音楽は欠かせないのですが
最近は僕のすごく尊敬するお二方から
これを聴いて絵を描いてみてはとキース・ジャレットを教えていただいたりと
やはりピアニストのアルバムがものを作るときに助長してくれます。
絵を描くという行為はだいたいが孤独なもので
キャンバスや紙の空白に対峙するというのは心に中に何か強いものがないと
成せない行為であり
きっとピアニストというのもそんな孤独な対峙を何時間と過ごし
1つの曲を作り上げていくのだなと思うと
真夜中に共有し合うものとしてはこれほどのものはないと思います。

ニルス・フラーム
キース・ジャレット
マイケル・ナイマンや
もちろんTakuro Kikuchiもいい
去年初めて偶然観れた渡邊琢磨さんもすごい迫力だった。
ピアニストについてほぼ無知なのですが
明日どんなピアニストの音に出会えるかと思うと
すごく世界は素晴らしいものに見える。
ピアニストよ芸術のすべてを煽れと思うのです。