2015年12月26日土曜日
































Takuro Kikuchi コンサート「ノエルの夜」
@atelier Morceau

終了しました。


教会のようなMorceau
満月は輝き
ピアニストはノエルの使者のようにそっと演奏を始めました。
何十年という月日を経過してきた古物に囲まれて。

新しい楽曲でさえ遠い昔に作られた曲のように聴こえる、
そんなコンサートだったように思えます。
慌ただしい毎日だった12月の時間の流れが
ようやくゆっくりとした流れになりました。
そんな素敵なコンサートをお手伝いさせていただいて本当に感謝です。
足を運んでいただいた皆様ありがとうございました。


























12月はイベントが立込み、告知ばかりになってしまって
ゆっくりご紹介できなかったのですが
Takuro Kikuchi新譜

「ピアノのための9つの小品
 Neun Stucke für Klavier」

Cyでもお取り扱いしています。
1枚目「Reprendre」の世界をさらに突き詰めた感じでもありますが
前作、前々作と決定的に違うのは
空間に馴染むことを良しとせずに
ただそこに音の塊として
1個のピアニストの感情として
鳴らされている部分じゃないのかと思います。
BGMとしてではなく独り何か投射し合うように・向き合うように聴ける1枚。
今回の新譜の美しさはそこにあると思います。

世界は感情を煽る特権をピアニストに与えています。
それらを掴んで来てはその様々な温度の個を
そっと置いて行ってくれるのかもしれないです。

主観だらけのご紹介ですがそんな美しいアルバムになっています。