2016年2月10日水曜日





















「君を夏の日にたとえようか
いや、君のほうがずっと美しく、おだやかだ。
荒々しい風は五月のいじらしい蕾をいじめるし、
なによりも夏はあまりにあっけなく去っていく。」


で始まるシェイクスピアのソネット集の18番。
文字で綴るには高みに在り過ぎるのだけど
作品に転化することは出来る。
このソネット18番は

「永遠の詩の中で君は時そのものへと熟しているのだから。
ひとが息をし、目がものを見るかぎり、
この詩は生き、君にいのちを与えつづける。」

と締め括られる。
人物画やフォトグラフでも通じることでもあり
瞬間をぶった切って閉じこめるという感覚。