2016年4月18日月曜日

















「Spazio di Luce : Giuseppe Penone」

2013 / Whitechapel Gallery


size 17.2 x 23.5

page 219










































ジュゼッペ・ペノーネ

1947年イタリア・ピエモンテ州生まれ
「アルテ・ポーヴェラ」という1960年後半〜70年前半にかけて確立・展開した
イタリアの芸術運動の一員。
「アルテ・ポーヴェラ」とは「貧しい芸術」を意味していて、
鉛、新聞紙、木材、石、ロープなどの素材を頻繁に用いてました。
年代的にも素材の使い方やアプローチの仕方からも
日本の「もの派」との類似性を感じさせる運動でもあります。

ジュゼッペ・ペノーネは自然と人間との関わり、
そしてその親近性を見るといったところをテーマにしていて
1969年に初の個展、1970年には東京で行われた「人間と物質展」にも参加し
最近では村上隆の展示などで話題になったヴェルサイユ宮殿でも展示をしています。

本書は2012年から2013年にかけてロンドン・ホワイトチャペルギャラリーで
開催された「Spazio di Luce(光の空間)」展の内容を軸に
ドローイングやこれまでのインスタレーションなどの活動を収めた写真も多く
代表作ともいえる12mの長さのブロンズ製の木の内部を金で彩った作品、
「Spazio di Luce」も色々な角度から撮影されています。
紙質、ブックデザインも良く
作家と自然との詩的な融合を感じれる1冊になっています。